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入口を閉じて・・

 

 5月20日と6月21日の水族館展示水槽です。全体に茶色っぽく変わっているのはガラス面に珪藻の類が繁殖しているためです。拭き取りやすい部分は掃除していますが、砂の動きがわかって好都合な面も。(トンネルの床面も撹拌されたり新しく盛られた部分は白い)

 

 6月17日から、奥の部分をさらに掘り下げて出入口を塞ぐ行動が見られるようになり、6月21日には、出入口は完全に塞がれ、奥にあった食べさしの落ち葉もバリケードに使われています。 

 

 巣穴トンネルの床を掘り下げ、①丈の高いホール状のスペースを作り、②出入口を封鎖する行動は脱皮や産卵の時に見られます。展示の個体は2013年生れの♂ですので、数日中に今年1回目の脱皮をすると思われます。