あけましておめでとうございます。
すでにご存知の方も多いと思いますが、思い通りの場所に巣穴を掘らせ観察する方法をひとつ。
底床は粗めの川砂や礫など2~5mm程度の粒のものと50mm~手のひら程度の平たい石や流木などを使います。
砂礫だけの所をザリが掘ってもサラサラ崩れて浅い窪みしか掘れません。平石の下であれば天井がしっかりしているので、なんとか横穴を掘ることができます。平石を手前のガラス面に斜めに立て掛けて組んでおけば、横穴はガラス面に沿って掘られます。石の形を色々組み合わせて予めトンネルを埋め込んでおけば、ザリはいっしょう懸命砂礫を掘り出して、こちらの計画通りの巣穴を掘ってくれます。
十分な巣穴が有れば脱皮、交接、産卵などのイベントも巣穴の中で行います。特に脱皮は巣穴の丈を高くとってホール状に改造し、入口を塞いで行うので、巣穴の形からも脱皮の近い事がわかります。(写真は青色個体の交接、下の大きい方が♂)
コメントをお書きください
G (土曜日, 02 1月 2016 18:06)
明けましておめでとうございます
私の所でも、似たような感じでの飼育をしています
イベント時の巣穴形状の変化はもちろんですが
日頃の活動などを観察出来るか出来ない
とでは長期飼育や繁殖していく上で
かなり役にたつと考えているのですがね…
北の瑠璃 (日曜日, 03 1月 2016 17:06)
Gさん
今年もよろしくお願いいたします。
飼育の楽しさはやはり「観察できる」ことですよネ。
生態観察に何時間も釘付けになって・・、得られたことがまた飼育環境の改善にもつながっていく。地中での生態を少ないストレスで観察できることは大切だと考えます。